『世界経済は成長し続けてきました
当然これからも成長し続けていくでしょう』
世界経済はいったいどこまで成長するのか 成長率を4%と仮定すれば、100年後には現在の49倍に 300年後には約12万9000倍に 1000年後には約10京3826兆倍になるらしい
…というのが証券 株式の世界の考え方なんですが
2000年の世界人口が61億人 今が80億そして次の20年 2050年には97億人の人口を抱えることになる…という単純な発想で世界経済は2050年には205兆ドルと現在の倍になるらしい
1万円の投資は途方もないリターンをもたらすといったありえない数字を突き付けてきます
ありえないことを信じることを「信仰」と呼びます つまり世界経済の今後さらなる「成長」というのは「信仰」であって「事実」ではないのかもしれません?
見て解るように「先進国7か国の労働生産性上昇率の推移」ですが今や経済成長は長期的鈍化の方向に向かっているのは事実のようです これを 「イノベーションによって成長の限界は打破できる」という「信仰」をもって未来に投資を勧める証券会社や銀行の理屈はいかがなものでしょうか?
彼らはそう信じているようですが?
さて「アフリカの経済成長がやがて世界経済を牽引する」「SNSなどの無料サービスの価値がGDPに計量されていない」といったことは事実なのか?今一度検証する必要性がある
そこで話は昨日に戻るのだが…過去100年のリターンや騰落率というのを参考資料にして未来の100年を予測するのは難しい!というのが結論なのだが何か?