昨日は「起業・創業のABC」の第１回目ということで講師の風さんの「未来志向のビジョンを描く」で約２時間半たっぷりと講演していただいた。
「あなたは何をしようとしているのですか」そして「その障害は」、「その解決策は」それは「継続可能なことなのでしょうか」という風さんからの問いかけ。最後のいささか風さんに迎合したような部分もあるが、最初の３つの設問は頭を後ろからハンマーで叩かれたような衝撃を受けた。
いままでそこそこととやってきたことをなぜ「私はこういったことをやっています。」「実は今こういったことが問題点」で「解決するには…」といったことを言葉で表現してこなかったのか。
これまでいろいろとその類いの勉強会にもでたけれど「私はこういったことがしたい」が後まわしで「問題点」や「解決策」が先になっているケースが多かった。つまるとこと多くの「問題」、「解決方法」ありきなんだという逆のパラダイムの勉強会なんだ。多くの「問題点」や「解決策」は多くの場合同じで、「あなたはどうしたいんですか」という個人の疑問には寄り添っていない。つまり不親切なんですね。
あまり詳しくはないが、これは仮の問題点や解決策から導かれる弁証法的な推論でしかないのであって。推論はあくまでも推論であって事実を証明しない。昨日の勉強会では、そこが明らかにできた気がする。多少なりともこれからのヒントをいただけた。今の…まぁ今さらですが、僕の「問題点」や「解決策」は矛盾だらけでテーゼたるを得ないということを実感した。面白かったなぁ！是非もう一段突っ込んだお話しを聞きたいものです。
