田中角栄邸「目白御殿」が失火で焼けたそうです。
以前お話ししたことがあったかも？大阪から東京へ出てきて「目白」と「目黒」がわからずに東京駅から「とりあえず（目黒の…）郵便貯金会館」といってタクシーにつれていっていただいたところがとんでもないところ。といっても何が何だかよくわからなかったのですが、最初から「椿山荘、田中角栄邸前」っていっておけば良かったのですが、おのぼりさんで当時「目白」より「目黒」のほうが上等そうに聞こえた。何を根拠にといわれると目的地が「郵便貯金会館」それだけなので困るのですが？
もっと言えば個人の邸宅が東京都のど真ん中にあるとはおもってもいない。そこが東京の恐ろしいところ！金さえあればなんとでもなる！オソロシヤ…かくして夜中の１１時過ぎに目黒から目白まで移動するわけですが、大阪の北新地から難波のアメリカ村というわけにはいかない。東京は広い。タクシー代で５０００円を越える移動をさせられたわけです。今思うと騙されてたかな？なんとか日が変わる１２時前に先に移動を決めていた仲間とホテル椿山荘東京で合流。ここも豪華なホテル！山形有明？大隈重信？歴史の教科書やんか！藤田なにがし男爵の邸宅だったとか。調度品もさわっただけで（傷をつけたり、割ったりしたら）立ち上がれなくなりそうなものが平然と平気で並べられている。あんぐりとしていると仲間の一人に「出たとこに田中角栄さんちがあるから見に行っておいで」と言われ見に行くと２度ビックリ！その辺の○○さんちとは訳が違う。でかい門があって警察官が立っているのだ。今時だとやくざの邸宅でもそんなところはない。参ったね。大阪の上町台地にある程度のゴルフ場のパター施設がついているのお屋敷は見てきたけれど、門に警察官が立っていて数十メートル先にも何人かの警察官が均等に立っているお屋敷なんて。当然ですが門より奥なんて覗かしてくれそうもない。絶対すみにくそう。田中眞紀子さんも苦労しただろうね。しかも夜中の１２時過ぎにうろうろしているようならば、それこそ「ご用だ！」の世界。
