フランス・パリ(ルーブル美術館にほど近いポン・ヌフ駅近く)のセーヌ川沿いに軒を並べる「ブキニスト()」と呼ばれる古本屋の一群が、バゲットやビストロに続き、国連教育科学文化機関( )の無形文化遺産へ2019年に登録をされました。
本はフランス語でun livre(発音はよくわかりませんがリーブルだったかと?)ですがふざけた言い方でブッキャンと言います。さらにそこから本を売っている人をブキニストと…
昨日も言ったように絵葉書やキーホルダーなどのお土産雑貨がほとんどで、下の写真のような本や雑誌が並んでいる店は最近はほとんどないようです。値段設定は少し高めです。本に至っては先日も言ったように街中の古本屋のほうがずっと安く購入できます。おそらく半額程度で。
正直な話日本の寺社の沿道に並んでいる屋台を想像してもらっても、そう遠くはないでしょう?200数十件の登録店舗があるそうですが、それぞれの店主は外国人特有の明るさでごまかしていますが、あまり積極的に近づかない方がよいような気のする人たちかもしれません?…当回しな言い方。
無形文化遺産へ登録の理由が「書店経営の危機やマルチメディアとの競争、ますます広がる教育の欠如と直面する中我々に注目が集まることを望んでいる」「われわれは観光客にとってエッフェル塔と同じくらい重要である」ということだそうです。
なかなかご立派な理由ですが「本を読まない人が増えた」ということ「本を読むといった教育がされなくなった」ということで、近い将来書店としての機能はなくなるかも。追求すればアクセサリー店になるしかない。まぁ必然かな?フランスだけの話じゃないんだけどね!
追記:最近はパソコンでも本を読まなくなったよね。